働き方に関して、在宅での仕事についてあまり良い印象がなかったので、そんな働き方があるのか!と目から鱗でした。
大学卒業後、新卒でIT系企業に就職。転勤のない家庭で育ったため、ずっと同じ地域で仕事や生活をしていくイメージを持っていました。そんな中、結婚をきっかけに転勤族妻としての運命がスタート。夫の会社は3年~5年に一度転勤があるため、その度に私のキャリアは考え直しです。しかも転勤辞令が出るのは2~3週間前。ただでさえ、辞令が出ると引っ越しや子どものことで大変。そんな中、自分の仕事のことまで悩まされる運命になってしまったのです。転勤で振り回される人生に、今後自分の仕事はどうするのか悩まされる日々でした。
モヤモヤと悩んでいる中、突然訪れたコロナ禍。自宅でテレワークをする日が増え、尚更、自分の働き方について見つめ直すようになりました。今後の働き方について真剣に悩み、初めて上司の前で泣きながら相談したのを覚えています。そんな中、偶然目にしたのが野口真代先生の“WEBコピーライター講座”。“人気な講座だし、2時間の単発講座だから受けてみよう!”と軽い気持ちで受講を決意。そこで初めて“WEBコピーライター”という仕事を知ったのです。
特に印象に残ったのが、コピーライティングのスキルで、いつでもどこでも働ける、毎日仕事が楽しい、という話。私もそうなりたい!と強烈な憧れを抱きました。
私が参加した期の仲間は42名。中高時代の1クラスよりも多い人数です!受講生には学生さんや主婦もいれば、会社員、自営業などさまざま。はじめは、年齢も職業もばらばらな仲間と一緒に学ぶイメージがついていませんでした。でも、同じように“ライティングで何かを変えたい”という思いで集まった同士。受講する中で、かけがえのない仲間になりました。3カ月の講座は、とにかく毎回先生の熱意がすごい!1回あたり2時間の講座ですが、中身は20時間分くらいの濃さ(笑)ときに時間オーバーしてでも、先生の知識やノウハウを惜しみなく教えてくださいました。未経験からはじめた私にとって、ついていくのはとにかく必死。それでも楽しく頑張れたのは一緒に頑張る仲間と、いつも褒めてはげましてくれる先生がいたからです。いつも自信がない私も、先生にはげまされるとなんでもできる気さえしました。講座で得たものはライティングスキルや仲間だけではありません。前向きな考え方や仕事への取り組み方、夢を夢で終わらせない姿勢も学ぶことができました。
WEBコピーライター講座を受講して知った、“ライター”のお仕事。ライターの良さはたくさんありますが、未経験から挑戦できるのもいいところの1つ。私も講座で学びながらライティング活動をスタートしました。実は、超慎重な性格の私。自分ひとりだったら、いくら知識やノウハウを学んでも実践に踏み出せなかったと思います。講座がきっかけとなり、13年間続けた会社員を辞める決心もつきました。講座のおかげで、“どこでもできる働き方”を本気で手に入れよう、手に入れられるはずと思えたのです。現在、フリーランスライターの仕事はすべて在宅。出会ったときに野口真代先生が言っていたように、“どこでも働ける”働き方を手に入れられました。まさに、転勤族妻の私が手にしたかったもの。もちろん、フリーランスでやっていくことは新しい試練でもあります。けれども、転勤で自分のキャリアが振り回されている、といった悩みからは解放されました。私の仕事のことだけについてなら、“次の転勤は、いつでもどこでもいいよ”と思えるようになったと思います。
転勤族妻の私にとっては、「どこでも働ける」ことが最も重要なポイント。案件によるものの、ライターは時間にしばられずに働けるケースがほとんど。子育て中のママにも向いていると思います。実際私も、子どもの生活に合わせて午前中に作業をしたり夜に作業をしたり。会社員を辞めたからには、自分のライフスタイルに合った働き方をしよう、という願いも叶えられました。
“書く”スキルはどんな場面でも役立ちます。ライティングスキルの可能性は無限大です。実際、講座卒業後は電子書籍作家、セールスライター、SNS運用代行など、皆あらゆる道に進んでいます。私もこれまで記事執筆案件が中心でしたが、お仕事の幅が広がりつつあるのを実感しています。働き方を変えたい、先生みたいな働き方をしたいという思いで飛び込んだ3カ月の講座。未経験から挑戦した私でも、フリーランスライターの一歩を踏み出せました。ライティングで何か夢を叶えたい、変わりたい人は、自信がある人もない人も講座で最初の一歩を踏み出してほしいと思います!
肩書:フリーランスライター
氏名:岩田ひろ(いわたひろ)
ライティングカレッジ(2021年卒業)
出版書籍:「転勤族妻の働き方: 周りに振り回されながらも人生満喫している人は、何を知っているのか? (島波出版) Kindle版」