東京都狛江市でWEBコピーライティングスクールを運営する株式会社出雲企画は、2020年の創立から無事に1周年を迎えました。今回は出雲企画の創業者であり、代表の野口真代に関する創立前後のエピソードを紹介します。
◆典型的な元ダメ社員。「やる気あるの?」
野口は愛媛県出身、地元の大学を卒業後、大学院に進学。研究職が向いていないと気付き、中退。その後、2010年頃に上京し貿易会社の社長に拾われて事務職として勤めていた。
「やる気あるの?」上司からはそう罵られ、精神的にも追い詰められる日々だったと、当時の職場を振り返る野口。
「会社員時代は本当に苦痛でした。事務職が向いていなかったので、毎日怒られていました。仕事への情熱がどうしてもわからずにただ疲弊していく心と体…。給料も少なかったので節約の日々。何のために働いているのかよくわからなかったですね。毎日仕事に追われて、時間の余裕がなく、まったく幸せや自由を感じられませんでした。」
入社して2年、仕事に対する熱意もなく細かい作業や数字が苦手で、ミスを繰り返しては、上司に怒られてばかり。居眠りが3回見つかり、クビになりかけたこともある程の「典型的なダメ社員」だったという。
◆「コピーライティングの神様」との出会い
23歳を過ぎた頃から「このままでいいのかな…」と不安になっていたという。その気持ちを払拭するために趣味であった「旅」に没頭。薄給ながらもコツコツとお金を貯めては旅に出る事でストレスを発散していた。そんな日々の中、たまたま知人を経由した食事会で「コピーライティングの神様」に出会う。師匠である神様は、「コピーライティング」というスキルを武器に、お金も、場所も、働き方さえも「自由」に生きていた。それは、野口にとって衝撃的な生き方だった。
「師匠のライフスタイルや仕事の話を聞かせてもらっている最中、私の体中の血液が、わっと沸き立つような興奮を覚えた事を今でも鮮明に覚えています。これこそが、私が求めていた生き方だったんじゃないかと。凄い、凄い、と目を輝かせて話を聞く私を観て、師匠の方から“勉強してみる?” と提案をしてくれました。」
その後、野口はコピーライティングの神様の家に数週間、居候をさせてもらい、体系的なコピーライティングのスキルを身につけた。そして、教わったスキルを活かし、未経験からコピーライターになる事に成功。某通販会社で5年ほどコピーライターとして従事したのちに独立。大好きだった「旅」を再開し、世界中を飛び回りながら仕事をしていた。
◆2020年に会社を設立「言葉の力で、自由に生きる人を増やしたい」
独立後、自身が得た「幸福な働き方」を様々な人に伝えるべく東京で「WEBコピーライティング講座」を開催。現在、この講座には累計約7,500人もの受講生がいる人気講座に成長している。そして、独立からわずか2年で、野口は会社を設立した。社名は「出雲企画(いずもきかく)」。「人生曇り空の人をハレにしたい。ライティングスキルで救われた自分の体験から、同じように働くことに生きづらさを感じている人達を救いたい」という気持ちが込められている。「言葉の力で、自由に生きる人を増やす」事を目的とした「WEBコピーライティングスクール事業」を展開し、コロナ禍の「副業需要」も相まって、売上は好調だ。
◆生徒から「まよ先生」と慕われる野口。ホームレスから転身に成功した生徒さんも…
野口の講座は開始からわずか2年で約500回開講した。その中には印象的な生徒も多い。中には、ホームレスの生徒さんもいたという。
「講座の中には印象的な生徒さんも多いです。中には、なけなしのお金を握りしめて参加され、私の講座を受けに来て下さったホームレスの男性がいました。まだ買ったばかりの真新しいノートと、ボールペンを持って、私が伝える一言一言を一生懸命メモして下さいました。実はその生徒さんから先日ご連絡をいただき、今、WEBコピーライターとして幸せに暮らしていらっしゃると聞きとても嬉しかったのを覚えています。」
その他にも、野口の教えをきっかけにフリーランスに転身し「自由な働き方」を手にした生徒さんからは、感謝の言葉が止まらない。
「まよ先生は、愛を持ってギブの精神で教えてくださるところが凄いです。ただライティングの技術だけではなく、マインド面の大切さも教えてくださり感謝しています。人の本質を見抜く力があるので、まよ先生から言われたことを素直に実行しただけで、フリーランスになれるのは間違いないです。あとは、自分の本気度次第だと思います。」 (女性・会社員⇒フリーランスライター転身) |
「2020年8月にライター活動をはじめ、ライカレ3期生としてライティングを学びフリーランスライター歴は1年です。子どもが小さいため在宅でできるライターの仕事は私に合っていると感じています。仕事は、自分ができる範囲で受注し、仕事と育児・家事のバランスを取りながら奮闘中です。勤務時間は決まりがないので、早朝子どもが寝ている間に執筆するなどスケジュール管理。タスクを小さく細分化し、取り組んでいます。自由に時間を決めて働けるのは私にとってメリットが大きいです。」 (女性・主婦⇒副業ライターに転身) |
◆好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きな仕事ができる
現在は、コロナ禍の影響もあり海外旅行には行く事はできていないが、2021年4月から田舎で祖父母とのんびり暮らすライフスタイルをおくっているという野口。
「WEBコピーライターの最大の魅力は“好きな時に好きな場所で好きな人と好きな仕事”ができること。パソコン(スマートフォン)1つあれば、仕事ができるからです。たとえば、コロナ前は、月一で世界中を旅しながら、気に入った国で自由気ままに、最高の気分で、文章を書いていました。最近では祖父母と一緒に田舎の景色のいい場所で、のんびり執筆活動をしています。」
更に野口に「旅先で仕事をする魅力」について質問をした。彼女は嬉しそうにこう答えた。
「極端な話ですが、臭くて狭くて暗い部屋で書いた文章と、ハワイのビーチでトロピカルジュース片手に、ハンモックで揺られながら書いた文章だと、どちらがいい文章ができるでしょうか。圧倒的に後者の方がいい文章が書けると思いませんか?さらに、毎日同じような時間に、同じような場所で、同じような人と、同じような食事をしながら、同じような仕事をしていたら…いいアイデアは生まれないですよね。だからこそ、わたしは積極的に旅行にでて、発想が固まらないようにしているわけです」
◆今後に向けた抱負「言葉の力で自由な人を増やす」
「私には夢があります。全ての人が”言葉”の力で、自分の可能性に気づき、ワクワクしながら生きる社会を実現することです。それが私に今できる業界への「恩返し」だと思っているからです。そんな社会を実現させるために毎日、起きてから寝るまで(ときどき夢の中でも笑)ビジョン実現に向かって頑張っています。もし、そんな想いに共感してくれるのであれば、是非、頼ってください。私がおぶって連れていくことはできませんが、自分の足で立とうとしてくれるのであればできる限りサポートします。言葉の力で自由な人生を切り開きましょう!」
◆会社代表:野口 真代(のぐち まよ)
典型的なダメ社員から「コピーライティングの体系的な知識」 を身につけ年収1000万円以上を稼ぎ出し、コピーライティングに「圧倒的な再現性」「圧倒的な即効性」「圧倒的な将来性」を見出す。2018年にコピーライターとして独立後、自身がプロデュースした電子書籍がAmazon ランキング24部門で1位を取得。ラジオ番組のプロデュースではPodcastランキング3部門で1位を取得。ブログは、アメブロランキング1位を取得。会員数50万人以上のストアカで全国人気講座ランキング1位を取得。
現在は「世界を旅するコピーライター」として各地を飛び回りながら「好きなときに好きな場所で好きなこと」をするライフスタイルを送っている。同時に、自身の人生が変わるきっかけとなった「文章」を通じて「必要なものが必要な人へ届く社会」の実現を志している。
・Twitter:https://twitter.com/webcopyschool
・note:https://note.com/mayomayo3/
・ストアカ:https://www.street-academy.com/steachers/267039
◆株式会社 出雲企画について
会社名:株式会社 出雲企画 代表者:野口 真代
創業:2020年5月21日
資本金:100万円
所在地:東京都狛江市猪方1-10-6-202
事業内容:オンラインコンテンツ企画販売/セミナー・スクール/出版プロデュース/企業研修